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考察② スロトレ

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「張力維持スロートレーニング」通称スロトレ
このトレーニングは筋肉の張力を維持することがポイントです。たとえばスクワットの場合3~4秒でゆっくりしゃがんで3~4秒で立ち上がり、立ち上がりきらない状態でまたしゃがむ。するとふとももの筋肉は常に力が入った状態になり、筋肉自信の収縮による内圧の上昇によって血管を締めつけて、血液を流れにくくする。これにより疲労物質が溜まった状態のままで筋肉を動かすことにより割りと軽い負荷で筋肉が強化される。これは今話題の「加圧トレーニング」の応用です、加圧トレーニングは筋肉の根元にベルトを巻いて血液の流れを抑制した状態で運動を行うと、軽い負荷でも激しいトレーニングとおなじ効果が得られる。しかしベルトの締め加減など専門的な知識が必要で自己流でおこなうとかなり危険です!
腕立て、腹筋、スクワットなど筋トレは力入れたまま行うスロトレがいいと思います。

考察① 筋肉痛

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ライダーの筋肉痛には2種類あります。
1つは「即発性筋痛」と言って運動中、運動後すぐに起こるもの。いわゆる「うであがり」で、筋肉中に疲労物質が溜まって起こるものです。疲労物質とは、乳酸と一緒に作られる水素イオン(勘違いされそうですが、乳酸そのものではありません)。
もう1つは「遅発性筋痛」と言って翌日や翌々日に筋肉が痛いとゆうもので、いわゆる一般的な筋肉痛です。
とくに筋肉痛を起こしやすい動作は筋肉に力が入った状態でむりやり筋肉が伸ばされる「エキセントリック収縮」とゆう動作です。たとえば腕相撲で負けてる時やジャンプの着地の衝撃やフープスの衝撃などです。
筋肉の傷つきやすさはトレーニングのレベルと年齢が関係します。
筋肉の筋繊維が傷つくと白血球が集まって活性酸素を作り、傷ついた場所をクリーニングします。その際、傷ついた場所より広い範囲をクリーニングしてしまうので、後から痛みがひどくなったりします。それと若い人ほど活性酸素に対する抵抗力が強く、年をとるに従い抵抗力は落ちてきます。だから、年を取るほど筋肉痛が長引きやすいのです。
そのケアの方法は、運動直後なら軽い運動の後冷やすのがベター、その後入浴後、マッサージやストレッチを行うと効果的です。
活性酸素のオーバーリアクションを防ぐためには、ビタミンC,ビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質が良く効きます。
サプリメントやオレンジジュースで摂ると早く治ります。